open! architecture(東京)に参加

makotoです。
open! architectureの一環で、東京・新木場の木材会館の見学会が行われたので、行ってきました。歴史的建築ではないのですが、気になってたんですよね、これ。
主構造はSRCですが、外装材に檜が使われています。特注品でなく市場に流通する規格の材を使うのがポイントとのこと。
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最上階の屋根は構造に木を使っています。何と24mスパンを飛ばしています。すごーい。
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設計を担当された日建設計の山梨さんが自ら解説してくださいました。思わず引き込まれる話のうまさがとても良かったです。話し始める時に建築関係の人がどの程度いるかまず把握して、専門用語をどの程度使うか決めているのは上手いなと思いました。広島でのイベントでも参考にしたいですね。
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最後に、地下の受水槽(木製)を見学しました。こういうところは普段絶対見られませんから、公開イベントのプレミアム度を高めています。また、見学会のストーリーをうまく締める効果もあります。ダラダラ見学するのでなく、起承転結を盛り込むとグッと良くなるようです。
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イベントのオペレーションについては、30人くらいを1つの群れで動かしており、スタッフは3人(記録係込み)張り付いてました。建物から出ずに見学するので特段の問題は生じませんでしたが、街中を歩き回るにはスタッフ1人で見学者10人を引き連れるのは難しそうです。
色々と得る物の多い見学会でした。

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